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社会人が再進学すると、何かいいことがあるのか?

社会人を10年以上経験してから、看護学校に再進学しようと決意したのはいいけど、

じっさいに学生になったら、お金のことや生活のこと、人間関係、卒業後の再就職、

いろいろ心配なことだらけです。

走ってから考え出すタイプの私は、どんな苦労があるかも深く考えずに決めてしまいました。

しかし、もう走り出したからにはゴールに近づいていきたい!

しかも楽しんで走りたい!



ということで、不安や心配事を払拭するようなメリットを、思いつくだけ挙げてみたいと思います。

もし、くじけそうになった時にはこの記事を読んで、

楽しみながら走り続けることができるよう願いを込めて。








資格を取るなら再進学した方がいい


社会人になってから何かの資格を取ることって大変です。

仕事の合間や家に帰ってから、テキストを読んで問題集を解いて試験合格を目指すというのは、

疲労やストレスをうまく解消しながら進めないと、

仕事も勉強も中途半端になって逆に効率が悪くなる可能性もあります。

しかし、学生になってしまえば勉強することが本業になります。

いままで仕事に費やしてきたパワーはすべて勉強に注ぐことができるのです。

国家資格レベルのとても難しい資格なら、なおさら学業に120%専念したいところなので、

取りたい資格によっては、仕事を辞めて学生になる方が効率よく勉強することができます。



私が目指す看護師も、国家資格が必要な職業であり、

さらに国家試験を受けるための受験資格として、

国が定めた学校で必要な学科を修了していることが条件です。



夜間学校に通って、働きながら受験資格を得る方法もあります。

驚異的なスタミナと精神力があるならば、仕事を辞めないで夜間学校に通っても良いでしょう。

しかし、それで試験に合格できなければ元も子もありません。

そして、残念ながら沖縄には看護学校の夜間学校がありません。


看護師・看護学生のためのレビューブック 2021 [ 岡庭 豊 ]
看護師・看護学生のためのレビューブック 2021 [ 岡庭 豊 ]


再進学で社会での経験を活かせる


これまで培ってきた社会人としての経験を、

二十歳やそこらの若者の中で存分にひけらかすことができます。

たとえば、先生方の苦労に共感できる(物分かりのいい生徒)、理不尽にも耐えられる、

部下を持っていた統率力やリーダーシップを発揮できる、

作業効率に意識が向く、経費削減の習慣がついている、

長い物に巻かれたほうが楽なのを知っている、飲み会での自分の限界を知っている、

などなど、良いことも悪いことも経験してきたアラフォーだからこそ、

活かせる経験値が豊富なのです。



たとえば、もし自分が世間を全然知らない若者で、

進学した学校のクラスに社会経験豊富な人生の先輩がいたらどう思いますか?

まあ、友達になれるかどうかは別として、

いざって時には知恵を拝借させていただきたい存在ではないでしょうか?



まだなってもいない学生のクラスの風景なんかを想像してムフフ状態です。



教育訓練給付金の制度が利用できる



何が心配って、学生になったとたんに収入ゼロになることがいちばん不安です。

しかも私は実家を離れて、南の島沖縄で犬と一緒に一人暮らし。

高い学費に、生活のための食費や交通費、通信費、家賃、水光熱費、、、、、

今から貯金したって、とうていやりくりできるほど貯められない。

そんな社会人を力強くバックアップしてくれるのがこの制度!


「教育訓練給付金」


厚生労働省が実施している制度で、

雇用保険に入っていた人が認定されている学校へ通う場合、

その学費の一部を支給してくれる制度です。

看護師や介護福祉士など特別な専門知識を学ぶ学校であれば、

学生の間は学費の50%、卒業後1年以内に再就職できたら追加で20%が支給してもらえます。



さらにさらに、入学時に45歳未満であれば、


「教育訓練支援給付金」


という制度も利用できます!(年齢以外の条件あり)

まさにアラフォーのための制度!!



もらえる金額は、失業保険の基本手当1日分の金額の45~80%です。


「けっきょくなんぼやねん」


という疑問は、追々解決していきましょう。



とにかく、社会人が学生になることを国が応援しているということ。

というか、もともとは自分で払ってた雇用保険からの支給ですけどね。

独身で、日々収めている税金の恩恵(子育て支援的な)を受けきれていない分、

存分に回収してやろうと思います。





大図解 届け出だけでもらえるお金
井戸 美枝
プレジデント社
2020-05-26




大人になってからの学びは貴重な時間



大人になってからも勉強することは大切なことだと思います。

子どものころに教育を受ける期間は、小中高で12年間。

専門学校や短大、大学に進学していたら長くて16年ほど勉強する期間があります。

人生が80年だとすると残りの64年間は、別に勉強なんてしなくてもいいのです。



だけど、本当に60年以上ものあいだ、なんにも勉強しなくてもいいんでしょうか?

学生にはならなくとも、生きていくために必要な学ぶべき知識は山ほどあるでしょう。

仕事で昇進するために必要なスキル、よい人間関係を築くためのコミュニケーションスキル、

料理を作るためのスキル、趣味や特技をみがくスキル、

結婚するための恋愛スキルや、子育てのスキル、など挙げだしたらキリがありません。



仕事や家事もこなしながら、勉強する時間を取るのは大変ですが、

それでもうまく生きていくためには、日々学ぶ姿勢で挑むべきです。

ありがたいことに扶養家族がいない私は、心置きなく学生生活に専念できるので、

その貴重な時間を無駄にすることなく、勉学に励みたいと思います。


働く大人のための「学び」の教科書
中原 淳
かんき出版
2018-01-15






学びに対するモチベーションが維持できる



社会人が仕事を辞めてまで再進学するからには、それなりの自主性があるってことです。

現役の学生に自主性がないとは言いませんが、

高校を卒業するから進学する、というレールの上の電車に乗ってる場合と、

指定席までついてるような電車をわざわざ飛び降りて、

若者で満員の通学列車におばさんが飛び乗る場合では、覚悟が違うんですよ。



あとがないからね。



覚悟を持って自主的に選んだ学びの道です。

学びたくて学びに行くのです。

辛いことや苦しいこともあるでしょう。

だけど、それを乗り越えることはできます。

二十歳の子どもにできることが、アラフォーにできないわけがない!えいっ!




さらにスキルアップできる

学生にならなくっても、普通に本を読むとか、セミナーに参加するとか、

会社の研修に参加したり、余暇に習い事をするなどして、

社会人がスキルアップすることは可能です。



しかし、学生になれば、スキルアップするための世界にどっぷりとハマるので、

働きながら片手間で勉強するのとは、スキルアップするまでのスピードと質がまったく違います。

学生になれば、競争相手もいるし、教師もいるし、プロと接することもできます。



きっと私が卒業するころには、スキルアップしすぎて

別人のようになっているでしょう。


異なる年齢層との新しい人脈ができる

今までやってきた仕事や趣味なんかを振り返ると、

自分とは全然違う年齢層の人とのコミュニケーションが楽しかった印象です。

とくに、中高年層の方たちとの関りが楽しかったのですが、

それは、私の知らないことをたくさん教えてもらえるからです。

生活の知恵から、知らない職業、何十年前の日本、長年連れ添う夫婦や家族の秘訣。

反対に、彼らは若い私からも、いろいろと刺激を受けて楽しんでいたように思います。



私が学生になったら、今度は私が刺激を与えてもらう番です。

いつだったか、ホワイトボードの版写や仕事のシフト表を「スマホの写メで撮る」、

という技を、当時の職場のアルバイトの学生が使っているのを見て、

目からウロコだった記憶があります。



また、若い学生たちへ、私が何かをしてあげることもできます。

彼らの知らない知識や技術を共有し、

お互いに補完しあえるコミュニティができ、

新しい人の輪が作られるでしょう。



メンタルはだれにも負けない

40年近く生きていたあいだの人生のツラみ辛味酸味を

それなりに経験してきただけのメンタルの強さは、周りの学生よりも飛び抜けているでしょう。



死なない程度ならなんだってできると思ってます。



お金はありませんが、時間と体力を使うことならいつでもできます。



こっぴどく叱られたって、後でギャーギャー愚痴ってしまえば、

次の日にはきれいさっぱり忘れられます。



メンタルの強さは年功序列。



学割が使える

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AppleのMacやiPad → 学生・教職員価格で購入できます。

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意外と、割引ができるサービスがたくさんありますね。

Amazonはすでにプライム会員ですが、

Studentに切り替えることもできるので、これはありがたいです。

iPadも安くなるなら、これを機会に買って、

それでEvernote使って、日経ビジネス電子版読んで、

Amazonで本読んで音楽聞いてビデオ見て、、、












目的意識が強い 

入学前の時点ですでに、卒業後の姿を意識し、退職し、入学するわけですから、

将来のキャリアアップした姿は、現実感をもって想像しています。

現場で働いている経験があるので、

これから学ぶすべてのことを

「これが実際の現場だったら、どんなふうに応用できるだろう?」

と、想定しながら学ぶことも容易です。

将来看護師になれたらいいな、と思って勉強するのと、

卒業後には看護師になる、とはっきりと決めて勉強するのとでは、

学びの質が変わってきます。



まだ入学する前なのに、看護学校のことを簡単に言うことはできませんが、

もし、私が現役で看護学校に通っていたとしたら、

「働く」ということが、どういうことかも知らずに

ただ勉強しなきゃいけない、試験に合格しなければならない、

という気持ちだけで学生生活を送っていたと思います。



社会人としての経験があるからこそ、

何が目的なのかが、はっきりと分かっています。









社会人が学生になるメリットはたくさんある!

アラフォー社会人が再進学をして、ふたたび学生になることで得られるメリットはたくさんあります。

若い学生と比べると、体力や集中力、記憶力は劣っていると思います。

しかし、短所は長所。知識と経験を効率よく活かせることが、強みとなります。

社会人だからこそ持っているメリットを、最大限に生かして再進学しましょう。





学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)
樺沢紫苑
サンクチュアリ出版
2018-08-03





浦添看護学校
 

那覇看護専門学校
 

ぐしかわ看護専門学校
 

名桜大学 看護学科
 

北部看護学校
 

沖縄県立看護大学
 

琉球大学 医学部
 

沖縄看護専門学校